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歯のホワイトニングで歯茎がしみる理由と、歯茎の黒ずみが取れない理由

ホワイトニングで歯を白くしたいけれど、「歯茎に悪い影響がないか心配」「歯茎の黒ずみも取れるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ホワイトニングが歯茎に与える影響について、歯茎がしみる・ヒリヒリする理由や、ホワイトニングでは歯茎の黒ずみが取れない理由を解説します。
こちらの記事もあわせてお読みください。
・歯科医師が語る、アメリカと日本のホワイトニング事情と歯の未来
・ホワイトニングジェルの効果:歯科と自宅では何回で白くなる?
目次
ホワイトニングで歯茎がしみる・ヒリヒリする理由
ホワイトニングは、歯周病などの歯茎の病気があっても施術できます。
しかし、ホワイトニングの薬剤が歯茎についてしまうと、以下のような症状が起こる場合があります。
- 歯茎が白く変色してヒリヒリする
- 歯茎がしみる
これは、薬剤が歯茎の粘膜に反応して起こるもので、歯茎がもともと敏感な方によく見られます。
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングのどちらでも起こる可能性がありますが、薬剤の使用方法を工夫することで対策できます。
ホームホワイトニング
薬剤をつけすぎないように、適量を守りましょう。
オフィスホワイトニング(歯科医院でのホワイトニング)
歯科医院では、薬剤を塗る前に歯茎を保護するジェルを塗って、歯茎に薬剤が直接つかないようにします。
もしホワイトニング後に歯茎の痛みやしみが我慢できない場合は、痛み止めを服用するのも有効です。
また、薬剤の濃度を薄くすることで症状を抑えられることもあるので、歯科医院のスタッフに相談してみましょう。
ホワイトニングでは歯茎の黒ずみは取れない
「ホワイトニングで歯が白くなるなら、歯茎もピンク色になるのでは?」と期待する方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ホワイトニングはあくまで歯を白くするためのもので、歯茎の黒ずみには効果がありません。
ホワイトニングで効果がない歯は以下の通りです。
- 神経が死んでいる歯
- 被せ物の歯
- 無カタラーゼ症の方の歯
また、抗生物質(テトラサイクリン)による歯の黒ずみは、ホワイトニングで少し白くはなりますが、完全に元の色に戻すことは難しいです。
歯茎の黒ずみは「ピーリング」で改善できる
健康的なピンク色の歯茎は、より美しい口元を演出してくれます。
しかし、喫煙やコーヒーなどの着色しやすい飲食物によって、歯茎が黒ずんでしまうことがあります。
このような歯茎の黒ずみは、ホワイトニングとは異なる「歯茎のピーリング」という方法で改善できます。
ピーリングは、歯茎の表面に薬剤を塗布して、黒ずんだ古い層を剥がれやすくする処置です。
2~3日経つと、黒ずんだ部分が剥がれ落ち、その下の健康的なピンク色の歯茎が現れます。
歯茎のピーリングは、痛みもほとんどなく施術を受けられます。
歯茎の黒ずみを改善して、よりきれいな口元を目指したい方は、歯科医院で相談してみましょう。
まとめ
ホワイトニングの薬剤が歯茎につくと、しみる・ヒリヒリすることがある。
歯茎の保護や薬剤の濃度調整で症状は抑えられる。
ホワイトニングは歯を白くするもので、歯茎の黒ずみには効果がない。
歯茎の黒ずみは「ピーリング」で改善できる。
歯や歯茎について気になることがあれば、歯科医院に相談して、ご自身に合った方法で理想の口元を目指しましょう。
スマイリー歯科はホワイトニングに力を入れています。
当院では、ホワイトニングとクリーニングをセットキャンペーンとし、お求めやすい価格でご提供しております。
ホワイトニングで歯を白くしたい場合、必ずクリーニングで表面の汚れを落としておく必要があります。
南森町や梅田周辺で働いている方は是非ご来院ください。
記事の監修
著者
吉村 佳博
医療法人わははグループの理事長であり総院長。家族3世代で通える地域に根差した歯医者を目指し、一般診療から審美・美容まで幅広く診療する総合歯科を運営。グループ総スタッフ人数100人、法人全体の年間来院数は約50,000人。 歯科医院大阪歯科大学を卒業し、大学院では博士課程を修了。平成7年6月に「よしむらファミリー歯科」を開院。平成18年5月には「スマイリー歯科」を開院。平成18年5月には「スマイリー歯科」を開院、令和6年7月には「あべのグリーン歯科」、令和6年10月には「すみのえグリーン歯科」を開院。