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ホワイトニングジェルの効果:歯科と自宅では何回で白くなる?

白い歯に憧れる方は多いのではないでしょうか。
ホワイトニングジェルを使った歯のホワイトニングは、歯科医院で行う方法と、自宅で行う方法の2種類があります。
それぞれ効果が出るまでの回数や、持続期間が異なります。今回は、この2つの方法を比較しながら、ホワイトニングジェルの効果について詳しく解説します。
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目次
ホワイトニングジェルの仕組みと種類
ホワイトニングジェルは、歯の表面にあるエナメル質の色素を漂白し、光の乱反射を利用することで歯を白く見せます。
ただし、人工の歯や神経を抜いた歯には効果が期待できません。
このジェルには主に2種類あり、歯科医院で使う「歯科医院用」と、歯科医師の指導のもと自宅で使う「自宅用」に分かれます。
歯科医院用(オフィスホワイトニング):主成分は過酸化水素で、漂白効果が非常に高いのが特徴です。
自宅用(ホームホワイトニング):主成分は過酸化尿素で、歯科用よりは効果が緩やかですが、時間をかけてじっくりと白くしていきます。
市販のホワイトニングジェルも販売されていますが、歯科医院で処方されたものの方が高い効果が期待できます。
海外製品は効果が強いものもありますが、日本人の歯の質に合わず、知覚過敏を引き起こすこともあるため注意が必要です。
歯科医院のホワイトニング:即効性が魅力
歯科医院で受けるホワイトニングは、1回の施術で効果を実感できます。
より白さを追求したい場合は、1~2週間おきに3回程度の施術を受けると、さらに白さが増し、再着色もしにくくなります。
効果が出る回数:1回目から効果を実感できます。
持続期間:3か月から半年ほどです。ホームホワイトニングに比べて効果は早く出ますが、持続期間は短めです。
自宅用ホワイトニング:ゆっくり確実に白く
自宅で行うホームホワイトニングは、マウスピースにホワイトニングジェルを注入し、1日に2時間程度装着します。毎日続けることで、ゆっくりと効果が現れます。
効果が出る回数:2〜3週間後、つまり14〜21回ほどの使用で効果を実感できるようになります。
持続期間:半年から1年ほどです。効果を実感するまでに時間はかかりますが、持続期間が長いのがメリットです。
最初のうちは歯の色にムラができることもありますが、継続することでムラは解消されます。
効果を実感しにくい場合は、初日に歯の写真を撮っておくと、変化がわかりやすくなります。
ホワイトニング効果を長持ちさせるポイント
少ない回数でホワイトニング効果を最大限に引き出すためには、いくつかのコツがあります。
歯をきれいにしてから使う:ジェルを使う前に歯をしっかり磨くことで、汚れが取り除かれ、ホワイトニング成分が歯に浸透しやすくなります。
施術後の食事に注意する:ホワイトニング直後の歯は、一時的に色がつきやすい状態になっています。
施術後1時間は飲食を控え、ホワイトニング期間中はコーヒー、紅茶、カレー、赤ワインなど、色の濃い飲食物を避けることで、白さが長持ちします。
まとめ:自分に合ったホワイトニング方法を選ぼう
ホワイトニングジェルの効果が出るまでの回数は、歯科用か自宅用かで大きく異なります。
すぐに白くしたい方:結婚式などのイベントを控えている方は、歯科医院でのオフィスホワイトニングがおすすめです。
時間をかけてじっくり白くしたい方:持続性を重視する方は、自宅でのホームホワイトニングが向いています。
それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身のライフスタイルや目標に合わせて最適な方法を選びましょう。
ホワイトニングご希望の方は梅田・西天満・南森町のスマイリー歯科にお任せください。
記事の監修
著者
吉村 佳博
医療法人わははグループの理事長であり総院長。家族3世代で通える地域に根差した歯医者を目指し、一般診療から審美・美容まで幅広く診療する総合歯科を運営。グループ総スタッフ人数100人、法人全体の年間来院数は約50,000人。 歯科医院大阪歯科大学を卒業し、大学院では博士課程を修了。平成7年6月に「よしむらファミリー歯科」を開院。平成18年5月には「スマイリー歯科」を開院。平成18年5月には「スマイリー歯科」を開院、令和6年7月には「あべのグリーン歯科」、令和6年10月には「すみのえグリーン歯科」を開院。