「ホームホワイトニングをやるときに何を注意したらいい?」
「ホームホワイトニングのやり方を歯医者さんに聞いたけど、実際にやるにはちょっと不安がある」
歯科医院で説明を聞いていても、いざ自分でホームホワイトニングをしようと思ったら、何に気をつけたらいいか分からなくなったという人もいるのではないでしょうか。
説明したとおりにやっていても、ちゃんとできているの不安になったり、思っていたとおりにできていなかったりと、ホームホワイトニングを続けることも意外と難しいと感じられている人もいることと思います。
そこで今回は、ホームホワイトニングを行う際の注意点について書かせていただきます。
こちらの記事もあわせてお読みください。
・ダブルホワイトニングとは?| 白さを極める方に向いたホワイトニング方法
・日本人の歯はもともと黄色い?その理由と限界まで白くする方法を解説
ホームホワイトニングを行うときの注意点は3つ
ホームホワイトニングを行うときに注意点は大きく分けると以下の3点です。
- 薬剤はつける時間を必ず守る
- ホームホワイトニングを行う前に歯を磨く
- ホームホワイトニング後は着色しやすい食べ物を控える
まず、ホームホワイトニングを行うときに一番気をつけることは、薬剤をつける時間です。
ホームホワイトニングに使用する薬剤は濃度に違いがあり、その濃度によって歯につける時間が異なります。
それぞれの濃度に適した時間を歯科医院で聞いていると思いますので、その時間より長くても短くてもあまりよくありませんので、適切な時間で行うようにしましょう。
次に、ホームホワイトニングを行う前に歯を磨くことも重要です。
ホームホワイトニングは、薬剤をつけることで歯の表面を漂白する効果がありますが、その表面に汚れや食べカスなどが付着していると、薬剤がうまくつかず、完全に白くなりにくくなることがありますので、丁寧に歯を磨くようにしましょう。
3点目は、ホワイトニング後の飲食です。
コーヒーや紅茶、カレーなど、着色しやすいものの摂取は控えるようにすることで、ホワイトニングがより効果的になります。
ホワイトニングのために好きな食べ物などをずっと我慢することは難しいと思いますので、ホワイトニングの後だけでも控えるように心がけると良いと思います。
長時間のホームホワイトニングの注意点
薬剤の濃度によっては、6~7時間かけてホームホワイトニングを行うタイプのものもあります。
この場合の多くは、寝ている間にホワイトニングを行う人が多いと思います。。
寝ながらマウスピースをつけてホームホワイトニングを行う場合は以下のようなことが起こることが利増すので注意が必要です。
- 歯茎が白くなる場合がある
- 知覚過敏になる場合がある
歯茎が白くなる白斑といわれる症状については、歯茎が漂白されるためでホワイトニングの薬剤の液漏れなどが原因ですが、これはホームホワイトニング後にうがいをして1~2日したら自然と治ります。
マウスピースが合っていないなども原因としては多少はありますが、寝ている間の動きによっては薬剤が漏れることもあると思います。
知覚過敏についても、一時的なものですのでホワイトニング後にうがいをしておけば問題ありません。
ただ、冷たいものや刺激物などは控えておくことをおすすめします。
このような症状は、時間をかけてホワイトニングを行う場合だけでなく、濃度が濃い薬剤を使用している場合でも起こる可能性はあります。
本来30分程度の予定でも、つけている間に寝てしまったら短い時間でも同じようになることがありますので、ちょっとつけすぎて白斑や知覚過敏になったと感じたら、まずうがいをして様子を見るようにしましょう。
薬剤やマウスピースの保管方法に注意して長持ちさせる
ホームホワイトニングは、自分で行うホワイトニングです。
使用するマウスピースも、自分で手入れをする必要があり、その手入れの仕方によっては使用できる期間が変わる場合があります。
マウスピースはゴム製なので、使用後は水洗いして天日干しするのが一番です。
早く乾かそうとして、ドライヤーなどを使うと熱で変形することがありますので注意が必要です。
それでも使い続けていると、徐々に変形してきますので、だいたい半年から1年くらいで新しいマウスピースを作ることをおすすめしています。
その他、歯に合わないと感じたら、歯科医院で歯型を取って新しいマウスピースを作る人もいますので、より効果的にホームホワイトニングを行うためにも、歯に合ったマウスピースを使うようにしましょう。
また、ホワイトニングの薬剤は、冷蔵庫に冷やして保管しておけば基本的に保管について気にすることはありません。
毎日使っていれば、1~2週間程度でなくなるのであまり期限は気にしなくて大丈夫ですが、なるべく新しいものを使うことをおすすめします。
もし冷蔵庫に入れていてカチカチに凍ってしまったら、それはそのまま使わないようにしてください。
まとめ
ホームホワイトニングの時間は歯医者と相談して選べます。
ただ、薬剤の濃度によってしみる人もいるので、濃い濃度の薬剤が使用できない人もいますので注意が必要です。
6~7時間かけて寝ながらやるホームホワイトニングも、毎日続けた方が効果的です。
とはいえ、必ず睡眠中に行う必要があるわけでもありませんので、自分のライフスタイルにあった時間帯に行っていただければと思います。
ホームホワイトニングは終わりがあるわけではありません。
歯が白くなるのに限界はありますが、ホームホワイトニングの後は、着色しそうなものの飲食は避けるなど注意した方がいいこともあります。
もし、知覚過敏や白斑が出て心配なときは、その都度歯科医院で相談することもおすすめします。
大阪でホワイトニングの注意についてなど相談したいことがある方はスマイリー歯科へ