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虫歯になりやすい人と虫歯になりにくい人

投稿日:2020年5月22日 更新日:

どれだけ歯を磨かなくても虫歯になったことが無いという方もいれば、気を付けて歯を磨いているつもりなのに虫歯になりやすい人はいるでしょう。

どうして差が出てしまうのか気になる方もいるはずです。

「虫歯になりやすい」と感じている方は「虫歯になりにくい口腔状態になりたい」と感じることもあるでしょう。

この記事では虫歯になりやすい人が共通して持つ特徴や、逆に虫歯になりにくい人が持つ特徴を解説します。

特徴を知ることで「何が違うのか」を調べやすくなるでしょう。

この機会に虫歯になりにくい人の特徴を知り、是非今後の歯の健康を保つ方法をチェックしてください。

きっと今後の役に立つでしょう。

こちらの記事もあわせてお読みください。
【今日からできる】歯を強くする5つのカンタンな方法
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【自分もしているかも】虫歯になりやすい人の特徴をチェック!

「毎日時間をかけて歯磨きをしているのにも関わらず何故だか1年に数回は歯医者に行っている」という方はいませんか?

実は「歯磨きを丁寧にしているのに虫歯になってしまう」と悩んでいる方は多いのです。

どうして気を付けているはずなのに虫歯になってしまうのでしょう。

実は虫歯になりやすい人には「共通点」があります。

ここからはそんな共通点を紹介するので、同じ共通点を持っていないかを確認してください。

① 甘いものが好き

虫歯菌である「ミュータンス菌」は、甘いものをとても好みます。

そのため、甘いものが好きで日頃食べている人の口腔内にはどうしても虫歯菌が寄りついてしまうのです。

糖分が多く入っているお菓子やジュースの摂取しすぎは「口腔内」はもちろん、健康面にも影響をもたらしてしまいます。

② 決まった時間に食事をしない

実はこの行動をしている人は多いのですが、間食が多い人ほど虫歯になりやすいと言われています。

上述したお菓子やジュースの摂取はもちろんのこと、ごはんなどの主食を1日になんどもする人は要注意が必要です。

生活習慣病にも関わる部分は、虫歯の原因になりやすいことを覚えておきましょう。

③ 口呼吸

口呼吸の人は鼻呼吸の人に比べて虫歯にかかりやすいと言われています。

というのも、口呼吸をする人は唾液が他の人と比べて蒸発をしやすい状態になり、口が乾燥しやすいのです。

実は「唾液」は虫歯にならないためにはとても必要なものになっています。

例えば口の中の汚れを洗い流す作用や最近の活動を抑える抗菌作用などを担当しているのです。

そんな唾液が口呼吸の人はどうしても渇きやすくなるため、虫歯になりやすいと考えることができるでしょう。

④ 歯磨きが不十分

「気を付けて歯磨きをしているのに!」という方に限って、実は歯磨きが不十分だったりします。

例えば、ゴシゴシと歯を強く磨いていることや、汚れに歯ブラシがうまく当たっていない可能性もあるでしょう。

歯磨きは「長く磨けば良い」というわけではありません。

確実に「汚れを落とすことができる方法」を身に着けることが重要になります。

虫歯になりにくい人の特徴をチェック!日常生活でみにつけよう

ここまで虫歯になりやすい人が持つ特徴を紹介しました。

つい汚れを落とそうとしすぎて歯を強く磨いてしまう人は多いので気を付けてください。

ここからは虫歯になりにくい人が持つ特徴を紹介します。

特徴を覚えることで「健康的な口腔」を手に入れることができるかもしれません。

① デンタルフロスを活用している

歯磨きをする時は、ただ歯ブラシで歯を磨くだけでは落としきれない汚れがあります。

そこでデンタルフロスなどを活用し、歯石などが溜まりにくい状態にする必要があるでしょう。

こういった些細な工夫を日常的に行うことはすごく大事になることを覚えておいてください。

② 決まった時間に食事をしている

先ほど間食をする人は虫歯になりやすいと紹介しました。

そのため、決まった時間に食事をしており間食が少ない人は虫歯になる可能性が低いと言えるでしょう。

間食を続けることは体の健康に悪影響になることもあるため気を付ける必要があります。

③ 野菜や果物をよく食べている

野菜や果物にはアルカリ性が含まれています。

この成分は歯の酸を中和する効果があるため、摂取をすることで虫歯予防になるでしょう。

ビタミン不足などで口腔内に口内炎ができることもありますし、野菜や果物は意識をして摂取するようにしてください。

虫歯になりにくい歯を作るためには【磨くコツ】が必要

記事の中でも触れましたが、歯磨きはただ磨くだけではいけません。

「磨くコツ」を身に着けることが大事になります。

まず歯を磨く際は「磨く順番」を決めておきましょう。

そうすることで歯磨きが上手く進められるのです。

また「汚れを取りたい」という意識が強すぎて、つい歯磨き粉を多く歯ブラシに着けてしまう人がいますがこれはNGです。

少量の歯磨き粉で十分磨くことはできます。

そして、歯を磨く際はブラシ部分がしっかり歯と歯の間の汚れを落とすことを意識して磨いてください。

時間は5分程度行う必要があります。

最後に歯間ブラシなどを使うことで、より綺麗な口腔内を保つことができるでしょう。

まとめ

この記事では「虫歯になりやすい人」と「虫歯になりにくい人」の特徴を紹介しました。

互いの特徴を見比べることで、どうすれば「虫歯になりにくくなるのか」を知ることができたでしょう。

歯の健康は体と心の健康に関わるので、歯磨きは意識をして行うようにしてください。

  • 記事の監修

吉村 佳博

「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」院長。一般診療から審美・美容まで幅広く歯に関して取り組んでいる。大阪歯科大学を卒業し、大学院では博士課程を修了。JR大阪鉄道病院に就職の後、平成7年6月に「よしむらファミリー歯科」を開院。平成18年5月には「スマイリー歯科」を開院した。

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