歯のホワイトニングとは、加齢、生活習慣、遺伝などが原因で黄ばんだ歯を、薬の力で白く漂白する方法です。
海外ではブリーチングという表現をすることもありますが同じ意味です。
また、歯科医院で行うホワイトニングのオフィスホワイトニングと家庭で行うホワイトニングのホームホワイトニングがあります。
ホワイトニングの種類と料金【保険適用外】
医院で行ないますオフィスホワイトニングとは
歯の表面に薬剤を塗り、光を照射して白くする医院で行う方法。
≪特徴≫
歯の表面に漂白剤などの専用の薬剤を塗り、特殊な光を照射して歯を白くする方法です。忙しい方におすすめで、短時間で白くなりますが、色の後戻りがホームホワイトニングより早いという特徴もあります。希望の白さになるまで何度かの通院が必要です。
スマイリーオフィスホワイトニング | 【1回】11,000円(税込) |
---|---|
LEDを10分間照射します。1回で2~3ポイント白くなります。
クリーニング後に行うと効果的です。 |
自宅で行ないますホームホワイトニングとは
まず当院で歯型(印象)を作り、それを元に専用のマウスピースを作成します。ご自宅ではその中にホワイトニングジェルを入れて1日1~2時間装着します。
オフィスホワイトニングほどの即効性はありませんが、白さの持続期間はオフィスホワイトニングより長いという特徴があります。
ホワイトニングジェル1本で約2週間分です。2~3回の来院チェックが必要ですが、オフィスホワイトニングよりも少なくて済みます。
ホームホワイトニング | 【1セット】9,900円(税込) |
---|---|
トレーの型取りを行い、ジェル2本分(2週間分)とトレーのお渡しさせていただきます。
※クリーニングは別料金になります(保険適用で約3,000〜4,000円)。 |
医院・自宅で両方で行ないますダブルホワイトニングとは
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせたものです。歯科医院でLEDを照射しつつ、自宅でもホームホワイトニングをしていく方法です。それぞれのメリット、デメリットをカバーするオススメの方法です。
ダブルホワイトニング | 20,900円(税込) |
---|
おトクなコースが新登場!スマイリーホワイトニングコース
『歯のクリーニング』と『オフィスホワイトニング』の3回セットのコースです。
スマイリーホワイトニングコース | 【3回セット】22,000円(税込) |
---|---|
※コースの期限は1年です。(妊娠中・授乳中は3年)
※オフィスホワイトニングと歯のクリーニングのセットで、同日におこないます。 ※コース料金の中に、歯のクリーニング(3回分)の保険自己負担額が含まれています。 |
ホワイトニングの流れ
当院でのホワイトニングの流れを説明します。
診察 |
まずお口の中全体をしっかり診察し、ホワイトニングの前に行うべき治療(虫歯、歯周病など)の必要性を確認します。
|
---|
治療のゴールの決定 |
ホワイトニングがいいか、被せ物の治療をすべきかを含めて治療計画をご提案します。その際、目指す「白さ」のゴールを相談して決定します。
|
---|
歯のクリーニング |
虫歯や歯周病の治療が必要であれば先に行い、終わったら歯のクリーニングを行います。これだけである程度白くなる方がおられること、またクリーニングに使う薬剤が歯の内部へしっかり浸透していくために重要なプロセスです。
|
---|
ホワイトニング |
オフィス/ホーム/ダブルホワイトニングを行います。いずれの方法でも来院時にチェックをし、治療効果を確認します。治療効果によっては、途中で治療方法の変更をご提案することもあります。
|
---|
定期メンテナンス |
目当ての白さになったら、その後は「後戻り」をできるだけさせないよう、その白さを維持するために定期的なメンテナンスをお勧めしています。
|
---|
ホワイトニングの後にはエステメニューセット
免疫力UP、デトックス効果、血行促進、老廃物・角質の除去など、さらに美しさを極めたい方にオススメのセットです。
【セット内容(約45分)】
舌クリーニング・歯のトリートメント・リップパック・歯肉マッサージ
エステメニューセット | 5,500円(税込) |
---|
※ホワイトニング前には、ホワイトニング効果を高める為、歯のクリーニング(保険適用約3,000円)を行ってください。
ホワイトニングQ&A
- ホワイトニングは、初診でもその日にして貰えますか?
-
まず一度カウンセリングを受けていただきます。
実際にホワイトニングをしていくのは2回目以降からになります。
また、ホワイトニングの前にまず歯のクリーニングを受けていただいております。 - ホワイトニングの前には、必ず歯のクリーニングをした方がいいですか?
-
必ず歯のクリーニングをさせていただきます。
歯石・着色などの汚れによりホワイトニングの効果が期待できなくなってしまうので、ホワイトニングの前には、必ず歯のクリーニングをさせていただきます。
- ホワイトニングは歯へのダメージはないの?
-
「歯にダメージを与えない方法」として確立されています。
ホワイトニングの安全性は、様々な大学や研究機関の発表により、「歯にダメージを与えない方法」として確立されています。
ホワイトニング剤の主成分は「過酸化水素」または「過酸化尿素」であり、米国食品医薬品局(FDA)で成分の安全性が保証されています。
他の成分も食品添加物や化粧品の許可番号を得たものなど、とても安全な原材料を使用しています。 - ホワイトニング後の飲食に気をつける必要はありますか?
-
色素の強い食べ物を避ける
具体的にはポリフェノールを多く含む食品(赤ワイン、大豆、ぶどう、ココア、チョコレートなど)、お茶、炭酸飲料(コーヒー、紅茶、ウーロン茶、コーラなど)、調味料(カレー、しょう油、ケチャップ、ソースなど)は歯の表面に沈着しやすく、またホワイトニング直後は着色しやすいので、なるべく避けましょう。
- ホワイトニングの色が後戻りするのはどうして?
-
後戻りはします。これは仕方が無い事なのです。
色の後戻りには、2つの理由があります。
1、歯の表面に着色してくる
ホワイトニング後も日常生活の中で、タバコ・お茶・コーヒー・醤油など着色性の強いものを摂取する事で、除々にエナメル質に有機着色物として沈殿していき、歯の色を黄色っぽく見せます。2、歯の再石灰化によりマスキング効果が無くなる
歯には軽度の虫歯を予防する「再石灰」という自己修復作用があります。
これによってホワイトニングで曇りガラス状になったエナメル質も、数ヶ月で元の状態に戻り、歯を白く見せているマスキング効果が消滅します。ホワイトニングで白くなった歯の白さを維持するためには、3ヶ月~6ヶ月毎のティースクリーニングやホワイトニングでメンテナンスしていく必要があります。
また、ホワイトニング成分が入ったハミガキ粉で、しっかりとハミガキをして頂くと、ホワイトニング効果が長持ちします。 - ホワイトニングは痛くないの?
-
基本的に痛みはありません。
基本的に痛みはありません。ただし、歯に亀裂や破折などがある場合には少し痛みを感じる場合もあります。
また冷たいものや温かいものがしみる「知覚過敏」が出る場合もありますが、ほとんどの場合、数分~数時間でおさまります。 - 神経の無い歯も、ホワイトニングで白く出きますか?
-
ある程度はできます。しかし、神経のある歯ほどには白くなりません。
神経の無い歯に穴をあけて、そこにホワイトニング剤を流し込む方法があります。しかし歯がもろくなるため、当院では行っていません。
神経の無い歯をどうしても白くしたい場合は、セラミックなどの人工の歯を入れる事になります。