歯並びが悪くてもホワイトニングはできる？歯の矯正を行ってからとの違いは？

「歯並びが悪いと言われているけど、歯のホワイトニングってできる？」、「歯並びの矯正とホワイトニングはどちらから先に始めた方が効果がある？」こんなご質問を患者の方からいただきました。

自分の歯の黄ばみや着色が気になるけど、歯並びも気になるし、ホワイトニングと歯の矯正、どっちから始めたらいいか分からないとお悩みの人もいらっしゃるかと思います。

また、歯の矯正をして歯並びを綺麗にしてからホワイトニングを行った方が効果がありそうなイメージをもたれている人もいらっしゃるかもしれません。

結論からいいますと、歯並びの悪さとホワイトニングの効果に関係はありません。

歯並びが悪いからといって、ホワイトニングができないということはありませんので、今回は、歯並びとホワイトニングの関係についてご説明させていただきます。

歯並びの悪さに関係なく全てのホワイトニングが効果がある

ホワイトニングには、以下の3種類がありますが、歯並びが悪くても、どのホワイトニングでも歯並びがきれいな人と同じようにできます。

歯並びが悪いと、オフィスやホームホワイトニングに使用する薬剤がちゃんと歯に付かなかったり、セルフホワイトニングのLEDの光が当たりにくかったりしてきれいにならないのでは？というイメージを持たれている人もいるかもしれませんが、実は影響はございません。

もちろん、歯並びがキレイな歯の方が、ホワイトニングも行いやすいため、綺麗になりやすいということはありますが、歯並びが悪いことを気にして、これまでホワイトニングができていなかったという人も安心して行っていただけます。

まずはご自身の歯がどのような状態なのかを歯医者に相談していただき、どのようにホワイトニングを行ったら良いかを確認することが大切です。

歯の矯正は時間もお金もかかるものですので、今すぐにはやらなくていいと考えている人もいらっしゃると思いますが、矯正を考えていない人は、歯のホワイトニングをすることで歯を綺麗に見せるようにしても良いでしょう。

歯の矯正に比べると、ホワイトニングは費用は2～3万円でできて、期間も2～3ヶ月で白い歯になる場合がほとんどです。

白い歯を維持するためには、毎日の歯磨きだけでなく、継続的なホームホワイトニングや、リタッチという定期的なオフィスホワイトニングを行うことも大切ですが、矯正よりも簡単に行うことができます。

ただ、ホワイトニングで歯が白くなったからといって、歯並びがきれいに見えるわけではありませんので注意が必要です。

歯の矯正とホワイトニングについては、どちらを先にやった方が良いなどの順番はありませんので、ご自身で気になる方から治していけば良いでしょう。

もし、歯並びと歯の色のどちらも気になるけど、どちらから始めていいか分からないという人は、まずホワイトニングから始めてみると良いかと思います。

まず、歯科医院で相談して、オフィスホワイトニングを行うことである程度、歯を白くすることができ、さらに自宅でのホームホワイトニングを行うことで、より長く歯の白さを継続することができます。

このオフィスとホーム両方のホワイトニングを行うことをW(ダブル)ホワイトニングといい、効率良く歯の白さを継続することができるため、おすすめです。

ダブルホワイトニングについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
・ダブルホワイトニングとは？| 白さを極める方に向いたホワイトニング方法

人によって程度の違いはあると思いますが、歯並びや歯の黄ばみなどを気にされている人は多いです。

その歯並びや歯の黄ばみが原因で、自然に笑えなかったり、自分に自信が持てないという人もいらっしゃるのも事実としてあります。

このように悩んでしまうのであれば、まずは歯医者に相談していただければと思います。

歯の矯正には時間がかかりますが、歯の黄ばみや着色はオフィスホワイトニングをすることで、一気に歯を白くすることができます。

歯並びによっては、ホワイトニングを行った後でも、奥に引っ込んでいる歯が光の加減で黒くなっているように見えることもありますが、実際にはホワイトニングで歯は白くなっていますので安心してください。

ここまで説明したように、歯並びの良し悪しとホワイトニングができるできないは関係ありませんので、まずはホワイトニングをすることで、それまでの悩みが少しでも解消できるかもしれません。

その他にも、営業や接客のお仕事をされている人、就職活動などで面接が控えている人も、歯のホワイトニングを行うだけで、接する人の第一印象が大きく変わりますので、おすすめです。

これまで歯並びを気にして、ホワイトニングできないと思われていた人も一度、歯科医院で相談してみてください。