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知覚過敏は治るとは限らない!毎日のケアで抑えていきましょう

投稿日:2022年11月7日 更新日:

知覚過敏で浸みる歯たち

こんにちは。「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」の院長を務める吉村 佳博です。

知覚過敏」と聞くと、みなさんはどんなことを想像されるでしょうか?

  1. 冷たいものが歯にしみる
  2. 甘いものが歯にしみる
  3. 歯磨きをしたときに歯がしみる

もちろん上記のこと以外でも、何かをしたときに歯がしみるというようなことを想像される方が多いかもしれません。

では、なぜ歯がしみるといったことが起こるのでしょう。

今回は知覚過敏の原因や対処方法について説明させて頂きます。

知覚過敏は治らない?知覚過敏の4つの原因

知覚過敏には大きく分けて4つの原因があります。

  1. 歯周病
  2. 歯磨きが強い
  3. 噛み合わせが悪い
  4. 虫歯

歯周病や虫歯など、歯の病気以外にも毎日の歯磨きが原因で知覚過敏になることもあります。

それぞれの原因について順番に説明させて頂きます。

歯周病が原因で知覚過敏になる

歯周病が進行していくと、歯茎がやせていきます。

そのやせた歯茎や歯の部分に刺激を受けると歯がしみることがあります。

歯磨きが強くて知覚過敏になる

強い力で歯を磨くと、汚れを落とすだけでなく、歯そのものが摩耗してしまうことがあります。

その摩耗した部分が受けた刺激によってしみることがあります。

噛み合わせが悪くて知覚過敏になる

噛み合わせが良くないと、食事などのときに一部の歯に力がかかり、歯の根元がやせていきます。

歯と歯茎の境目がやせたり削れたりして、歯根が刺激を受けると歯がしみることがあります。

虫歯が原因で知覚過敏になる

虫歯によって歯が溶けた場合も、歯の表面に露出した神経が刺激を受けて、しみる原因となります。

これらの原因がきっかけで冷たいものやチョコレートなど甘酸を含むものを食べたり飲んだりすると、歯を刺激してしみると感じるようになります。

知覚過敏が比較的軽症の方でも冷たいものや甘いものでしみることはありますが、熱いものでもしみるような方は、症状がかなり進行しているかもしれませんのでご注意ください。

また、歯がしみる部分は歯の上部や側面、歯茎の境目などいろいろありますが、一番多いのは歯の根元です。

知覚過敏になってしまったら、歯科医院で歯に薬を塗って知覚過敏になっている部分を保護することはできますが、根本的な治療ではありません。長い時間をかけて少しずつ改善していくしかありません。

なってしまってからでは遅いので、まず知覚過敏にならないようにしていくことが大切です。

それでは、知覚過敏にならないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか?

知覚過敏にならないための予防方法は歯磨きやクリーニングでケアをすること

歯の質は人によってそれぞれ違いがあり、生活習慣も大きく影響してきますので、どのような人がなりやすいということは一概には言えません。

そこで、知覚過敏にならないようにするためには、毎日のケアが重要になってきます。

毎日の歯磨きや歯科医院でのクリーニングを行うことで、歯茎が痩せにくくなり、知覚過敏にもなりにくくなります。

歯磨きについては、先程の原因にも挙げられているように、磨き方によっては知覚過敏を引き起こしてしまいます。毎日ただ何となく磨くだけでなく、歯科医院などで磨き方の指導をしっかり受けてから磨くこともお勧めします。

歯科医院で行う歯のクリーニングも、定期的に行うことで歯磨きでは取れないような歯石や汚れを落として、歯茎を痩せにくくすることにつながります。

ただ、このようなケアを毎日行っていても知覚過敏になってしまう場合もあります。

では、知覚過敏になってしまった場合にはどうすれば良いのでしょうか?

知覚過敏になった場合は時間をかけて改善を

原因の説明でも少し触れていますが、知覚過敏になってしまうと、歯科医院などでも完全に治療することはできません。

歯に薬を塗ったり、詰め物などで知覚過敏になっている部分を保護して、歯がしみないように対処することはできます。

対処することによって、安心して生活を送れるようになりますが、このような対処はあまり必要ではないと考えます。

普通に生活する中で、アイスや氷などを食べると健康な歯でもしみることはあります。

知覚過敏で歯がしみても、すぐに治まるようであれば食べ物や飲み物に気をつけて、毎日のケアを丁寧に行うことをお勧めします。

歯そのものにも回復力がありますので、毎日のケアを行うことで知覚過敏になっている部分に対して第二象牙質と呼ばれる部分がバリアとなり、保護されるようになる場合があります。

その他にも、知覚過敏用のハミガキ粉を使用して歯を磨くことで、知覚過敏となっている部分が保護する効果もあります。

これらに即効性はありませんが、毎日のケアを意識して行うことによって2~3ヶ月ほど継続すれば症状が緩和される場合があります。

歯がかけたり、割れたり、虫歯になっている場合や、ちょっとしたことで歯がしみて、なかなか治まらないような重症の知覚過敏でなければ、治療を行わずに時間をかけて治していく方が良いと考えます。

スマイリー歯科にも知覚過敏で悩まれている方が診察に来られることはありますが、すぐに治療しなければならないような重症の方はまずおられません。

生活に支障が出ないような状態でしたら、まずは毎日のケアを見直してみてはいかがでしょうか。

何から始めて良いか分からないという方は歯医者に一度ご相談ください。

  • 記事の監修

吉村 佳博

「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」院長。一般診療から審美・美容まで幅広く歯に関して取り組んでいる。大阪歯科大学を卒業し、大学院では博士課程を修了。JR大阪鉄道病院に就職の後、平成7年6月に「よしむらファミリー歯科」を開院。平成18年5月には「スマイリー歯科」を開院した。

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