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子供の歯並びで気をつけたいこと。生え変わり時期の指しゃぶりは要注意

投稿日:2022年9月4日 更新日:

子供の歯並びで気をつけたいこと。生え変わり時期の指しゃぶりは要注意

こんにちは。「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」の院長を務める吉村 佳博です。

子どもの歯について疑問や悩みを抱える親御さんは非常に多く、私もよく相談を受けることがございます。

子どもの歯というのは、大人の歯以上に虫歯になりやすく、治療も困難なため、未然に防ぐ必要があります。

また、永久歯に変わるとき、気になるのが「歯並び」です。歯並びを悪くする原因のひとつに「指しゃぶり」が考えられます。今回は、生え変わり時期に注意することをご紹介します。

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生えた歯を虫歯から守る

生え変わりの時期は、虫歯になりやすいため、チョコレートやキャラメル、飴など、砂糖を多く含んだおやつは控えたほうがよいでしょう。

また、ジュースや炭酸飲料など甘い飲み物をはじめ、母乳と違い、人工乳も虫歯の原因になります。

4歳を越えるまでの歯は治療も困難なため、未然に虫歯を防ぐ生活習慣を心がけましょう。

まだ歯磨きを使用できない時期は、水をつけたガーゼで拭うだけでも予防効果があります。歯並びを良くするためにも、せっかく生えてきた歯を守ることが大切です。

子どもの歯が少ない場合や多い場合

歯並びを気にされる方に、まずは確認していただきたいことがあります。

乳歯は通常20本生えるのですが、最近、1~2本生えてこない子もいます。先天欠如歯という症状で特に心配はいりません。

反対に1本多い子もいるのですが、こちらは注意が必要です。上の歯の真ん中に出ることが多く、歯並びを悪くする原因になってしまうのです。

永久歯に生え変わるときに抜けると良いのですが、抜けない場合は一度、歯医者さんで診てもらったほうが良いでしょう。

指しゃぶりが歯並びを悪くする要因になる

歯の生え変わり時期に指しゃぶりのクセが残っていると、歯並びを悪くする要因になることがあります。

4歳を超えても指を強く吸っている子は珍しくありませんし、小学校に入っても指しゃぶりがやめられない子もいます。指しゃぶりをすると前歯が出るため、歯並びが悪くなってしまいます。

昔は指にカラシを塗る、包帯で巻くなどの荒療法もありましたが、指しゃぶりのクセが抜けない子は、寂しいなど精神的なストレスを抱えている場合もあるため、過度に禁止すると悪化させてしまうこともあります。

子どもが指しゃぶりをしている時は、その手を握ってあげる、寝ながら吸っている場合は、そっとはずしてあげるなどの方法で対処することができます。

6歳になると永久歯に生え変わる時期を迎えます。それまでに 指しゃぶりをやめておくとよいでしょう。

永久歯の本数が少ない、生えてくる時期が遅い場合も、レントゲンでチェックができます。疑問や悩みがある場合は、お気軽にスマイリー歯科にお越しください。

  • 記事の監修

吉村 佳博

「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」院長。一般診療から審美・美容まで幅広く歯に関して取り組んでいる。大阪歯科大学を卒業し、大学院では博士課程を修了。JR大阪鉄道病院に就職の後、平成7年6月に「よしむらファミリー歯科」を開院。平成18年5月には「スマイリー歯科」を開院した。

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