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歯の黄ばみにはホワイトニングよりもクリーニングの方が効果的

投稿日:2023年8月12日 更新日:

ホワイトニングしようか悩んでいる歯の黄ばみ

「歯の黄ばみが気になるけどホワイトニングすればきれいになる?」

歯のホワイトニングといえば、歯をきれいにするというイメージを持たれている人もいらっしゃると思いますが、実は歯の黄ばみをきれいにするという効果はありません。

「歯の黄ばみを落とさなくてもホワイトニングで歯は白くなるの?」

という疑問を持たれる人もいらっしゃると思いますので、今回は、歯の黄ばみの原因とホワイトニングの効果について書かせていただきます。

こちらの記事もあわせてお読みください。
歯の黄ばみの7つの原因と対策
歯ホワイトニングとクリーニングの違い

歯の黄ばみの原因の多くは表面の着色汚れ

歯の黄ばみの原因としてあげられる代表的なものは、以下のような歯の表面に付着した着色汚れです。

  • タバコのヤニ
  • 茶渋
  • コーヒー

普段、摂取する食べ物や飲み物に含まれた成分が歯の表面に付着していくものですので、人によって付着する量に違いがあっても必ず付着します。

歯の黄ばみの原因についてもっと詳しく知りたい人は、以下の記事を読んでみてください。

⇒ 歯の黄ばみの7つの原因と対策

ホワイトニングは歯の黄ばみを取るのではなく歯を漂白する

ホワイトニングは、歯の汚れを取るために行うのではなく、歯そのものを白くする漂白効果があります。

もともとの歯の白さ以上に白くなることもあります。

そのため、歯の表面が黄ばんでいたり、着色などの汚れが付着していたりすると、十分にホワイトニングができないため、黄ばみなどを取る必要があります。

歯の黄ばみを取るならホワイトニングではなくクリーニング

歯の黄ばみや表面に付いた着色汚れを取るのは、歯のクリーニングを行うことが一番効果があります。

歯のクリーニングは、歯科医院で行うことができ、歯に薬剤をつけて機械で磨いていきます。

食べ物やタバコのヤニが原因による歯の黄ばみは、一番簡単なクリーニングで取れます。

また、食事をした後に着いた歯の黄ばみなどは、食後すぐの歯磨きで十分に取れますが、強くこびりついた黄ばみについては、歯科医院で機械を使ったPMTCを行わないと取れない場合があります。

自分の歯の黄ばみがどの程度の強さで付着しているかについては、実際にクリーニングをやってみないと分からないところがあります。

その他、黄ばみの原因が食べ物やタバコのヤニ以外のもので、完全に変色してしまった歯の場合は、完全にきれいにならないこともありますので、注意が必要です。

歯のクリーニング後にホワイトニングをする

歯のクリーニングを行うことで歯の表面の著色汚れが落ちますので、ある程度歯の白さは戻ります。

また、日常生活の中で付いた歯の黄ばみはホワイトニングをすることで、少しはきれいになることはあります。

これらよりも、さらに白くするためには、クリーニングで歯の表面を白くした後で、ホワイトニングで歯の深い部分の漂白行うことをおすすめします。

この深い部分の着色については、強く着色している人もいます。

後天的についた歯の黒ずみや抗生物質などが原因による黒ずみについては、ホワイトニングでは取れないので注意が必要です。

ホワイトニングには、歯医者が行うオフィスホワイトニングと自分で行うホームホワイトニングがありますが、それぞれに特徴があります。

  • オフィスホワイトニングは、即効性がある分、後戻りしやすい
  • ホームホワイトニングは、時間をかけて歯を白くするため後戻りしにくい

このような特徴から、どちららか一方だけを行うよりもオフィスホワイトニングもホームホワイトニングも同時に行う方が良いです。

ホワイトニングの費用は一定で、黄ばみの強さや使用する薬剤によって変わるものではありません。

使用する薬剤の濃度も、歯がしみるかどうかで変わるため、歯の黄ばみなどの強さで変わるわけではありませんので、さらに歯を白くきれいにしようとする場合は、ホワイトニングの回数を増やすことで可能になります。

歯科医院に歯のホワイトニングの相談に来られる人は、自分の歯の黄ばみに悩んでいる人よりも、よりきれいで白い歯にしている人がよく来られています。

しかし、中には歯の黄ばみや着色で悩んでいる人もいらっしゃると思いますので、まずは歯のクリーニングについて、歯医者に相談していただければと思います。

まとめ

ホワイトニングは歯を漂白するため、歯が人工的な白さになり、元の歯の白さ以上に白くなることがあります。

ホワイトニングした後でも食事などをする中で着色していきますので、歯を黄ばみにくくするためには、毎日の歯磨きと定期的なクリーニング、リタッチで一定期間ごとにホワイトニングすることが大切です。

研磨剤入りの歯磨き粉を使った毎日の歯磨きや歯のクリーニングにもいろいろな機械がありますので歯の表面についた黄ばみの原因となる成分で取れないものはありません。

歯の黄ばみに悩んでいる人は、歯のホワイトニングではなく、歯医者に相談してクリーニングを受けることをおすすめします。

大阪で歯の黄ばみについてホワイトニングしようか迷われたらスマイリー歯科へ

  • 記事の監修

吉村 佳博

「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」院長。一般診療から審美・美容まで幅広く歯に関して取り組んでいる。大阪歯科大学を卒業し、大学院では博士課程を修了。JR大阪鉄道病院に就職の後、平成7年6月に「よしむらファミリー歯科」を開院。平成18年5月には「スマイリー歯科」を開院した。

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