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子供用の仮歯とは? 平均的な費用やどういった場面で使われる?

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こんにちは。「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」の院長を務める吉村 佳博です。

昨今、子供用の仮歯のご希望が増えてきています。背景には、お子様のタレント活動、七五三、コンクールと、ニーズは様々ですが、その流れの中で、乳歯の生え変わりの時期に、歯抜けの状態は困る、と仮の歯を入れて欲しいというご希望が増えてきているためです。

今回は子供用の仮歯について見てきたいと思います。

1、キッズモデル用仮歯

最近では、YouTubeやTikTokに動画を投稿したり、インスタグラムに写真を投稿することが盛んになっています。人気のYouTuberも多数でて来ています。

このように以前はフィルムカメラやデジタルカメラで撮影するだけだったものが、スマホ1台でボーダレスに世界中に簡単に発信される時代になりました。

さらには、キッズモデルも人気を集めています。商品紹介の専属モデルであったり、TVや劇などに出演するキッズモデルが増えているようです。歯があることが出演条件になっているため、担当者から「歯を作ってきてほしい」と注文されることも多いと聞きます。

その流れにあって、乳歯の生え変わりの時期に、歯抜けの状態は困る、と仮の歯を入れて欲しいというご希望が増えてきています。お子様のタレント活動、七五三、コンクールと、ニーズは様々です。

2、何歳くらいの希望が多いのか

前歯の乳歯が生え変わるのは6~7歳ごろが多いのですが、早ければ4歳半ばから、遅いお子さんでは8~9歳頃から生え変わりが始まります。この年代が中心に多くおられます。

3、どのようなキッズモデル用仮歯があるのか

残っている歯に固定する仮歯と、取り外しができる仮歯があります。お口の状態や使用する状況によって検討します。

歯の生え変わりに応じて、仮歯の作り直しが必要なこともあります。また、長期間の装着を希望される場合はあごの発育や歯の生え変わりに影響が出ないような配慮も必要です。

取り外しができる仮歯はマウスピースのようなものをイメージしてください。

4、作成の流れ

抜けた本数が1本程度でしたら、1回の通院で完了すると思います、しかし歯の本数が増えると、一度歯型を取って仮歯を作成しておき、2回目の来院時に装着する、という手順が必要となりますので、最低2回の通院はかかります。

また、虫歯などがあれば、別途通院が必要になるかもしれません。

5、費用について

仮歯の作製は健康保険適応外です。歯科医院によりますが、歯の本数に応じて1歯4000円~6本で10000円あたりが相場価格のようで、装着後の形態修正なども別途必要がかかるところも多いようです。

虫歯などの治療は、保険診療として行うことが多いようです。

6、まとめ

キッズモデル用仮歯は、時代にニーズに合った審美治療だと思います。ただし、お子様の順調なあごの発育、歯並びの構築という点は大切にしておきたいものです。

  • 記事の監修

吉村 佳博

「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」院長。一般診療から審美・美容まで幅広く歯に関して取り組んでいる。大阪歯科大学を卒業し、大学院では博士課程を修了。JR大阪鉄道病院に就職の後、平成7年6月に「よしむらファミリー歯科」を開院。平成18年5月には「スマイリー歯科」を開院した。

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