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ホワイトニングではなく歯のクリーニングでタバコのヤニを取る方法

投稿日:2022年7月8日 更新日:

こんにちは。「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」の院長を務める吉村 佳博です。

先日、患者の方から「禁煙をしたけど、歯のヤニが残っている」「タバコはやめられないけど少しでも白い歯になりたい」というご相談を受けました。

タバコを吸われている方のほとんどがヤニに関する悩みを抱えていらっしゃいます。ではどうすれば歯についたヤニを除去することができるのかをご紹介させていただきます。

こちらの記事もあわせてお読みください。
歯と歯の間の黒ずみが気になる方へ~2つの原因とその対策と予防方法
歯医者で行う歯周病予防法~歯のクリーニングで一石二鳥~

歯のクリーニングとホワイトニングの違い

歯を白く綺麗にするならホワイトニング。そのように思っている方も多いと思いますが、ホワイトニングとは別に、クリーニングという手法もあります。

ホワイトニングとクリーニングの利用用途の違いですが、ホワイトニングは、歯自体が黒くなっている場合や歯自体を白くしたい場合に利用します。

ホワイトニング液を塗布して着色を行うのですが、車でいうとワックスやコーティングのイメージに近いですね。

そしてクリーニングは、ヤニや歯についた表面の茶色っぽい色を落とす場合に行います。

イメージは、強力な洗車です。タバコを吸ってつくヤニは、歯自体が茶色になっているのではなく、汚れが付いている状態のためクリーニングで落とすことができます

多くは、1回で落とせますが、頑固なヤニの場合は2回、3回と来院していただく場合もあります。

歯のクリーニングってどうやるの?

歯のクリーニングは、クリーニングペーストを歯に塗布し、専用の業務用電動歯ブラシで汚れを取ります。

初めはプラスチックのチップを使ってヤニや汚れを取り、その後にゴムの電動ブラシで、歯と歯肉の汚れを落とし、その後、歯のツヤ出しを行い、フッ素を塗布します。

歯のクリーニングは、ヤニや汚れを取るだけではなく、自分では磨ききれない歯と歯の間や届かない部分、歯と歯茎の隙間のポケットを綺麗にします。

歯のクリーニングは3ヶ月に1度定期的に行うことが、歯にも歯茎にも良いと言われています。

ヤニや汚れを落とすクリーニングは基本1回、頑固な汚れは2回~3回となりますが、歯周病を予防のためのクリーニングもあります。

この場合はクリーニングの回数が3回~4回になります。

歯のヤニ取りのクリーニングは、保険適応内

歯のクリーニングは保険適応内で実施することができます。歯医者によっては、保険適応外になる場合もあるので注意が必要です。

保険適応内だと3000円前後、保険適応外だと1万円前後になるので、保険適応内の歯医者をお探しください。

南森町スマイリー歯科では、もちろん保険適応内で行っています。

歯のクリーニングをご希望の方は、お気軽にお問い合わせください。

  • 記事の監修

吉村 佳博

「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」院長。一般診療から審美・美容まで幅広く歯に関して取り組んでいる。大阪歯科大学を卒業し、大学院では博士課程を修了。JR大阪鉄道病院に就職の後、平成7年6月に「よしむらファミリー歯科」を開院。平成18年5月には「スマイリー歯科」を開院した。

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