「セルフホワイトニングって自宅で簡単にできるって聞いたけど、どのくらい歯が白くなるの?」
最近、歯医者でなくてもできる歯のホワイトニングとして、セルフホワイトニングが人気ですが、本当に歯が白くなるのか分からないと思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか?
実は、セルフホワイトニングを行っても、歯を白くすることはできません!
厳密には、歯を漂白する効果がないため、セルフホワイトニングでは歯が白くならないということになります。
だからと言って、セルフホワイトニングに効果がないということではなく、手軽に自宅でもできるという点ではおすすめですので、今回は、セルフホワイトニングについて、ホームホワイトニングとの違いなども合わせて書かせていただきます。
こちらの記事もあわせてお読みください。
・ホワイトニングによって違う!効果が出るまでの期間と持続する期間
・ホワイトニングとセルフホワイトニングの違いやメリット
目次
自宅でも簡単にできるセルフホワイトニングは歯の表面の着色成分を除去する
セルフホワイトニングを行っても、歯を白くすることができないと書きましたが、その理由は、セルフホワイトニングの効果が関係しています。
セルフホワイトニングは、自宅で誰でも簡単にできるという点が人気になっている理由ですが、誰でもできるということは、歯医者が使用するような強い薬剤が入っていないということですので、どれだけ丁寧にセルフホワイトニングを行っても、歯を白くすることができないということになります。
では、セルフホワイトニングにはどのような効果があるのでしょうか?
セルフホワイトニングは、歯の表面に付着している着色成分などを取ることで歯をきれいにする効果があります。
歯そのものを白くするのではなく、歯の表面に付いた汚れをとって、もともとの歯の色に戻すという方法で、歯の色は人によって差がありますので、セルフホワイトニングを行ったからといって、歯が白くなるとは限らないということです。
なお、自宅でもできるセルフホワイトニングは、手順は以下のような流れで行われます。
- 歯を磨く
- 歯に専用の薬剤を塗る
- LEDで特殊な光を当てる
歯に塗った専用の薬剤にLEDで光を当てることで、歯の表面に付着した着色成分が除去できます。
セルフホワイトニングは1回20~30分くらいでできるため、自宅で歯を磨いた後に手軽にできる点が人気になっている理由です。
自宅でできるセルフホワイトニングとホームホワイトニングとの違いは使用する薬剤の違いにある
セルフホワイトニング以外にも、自分でできる歯のホワイトニングとして、ホームホワイトニングというものがあります。
どちらも自宅でできるという点では同じですが、その効果には大きな違いがあります。
ホームホワイトニングは、過酸化尿素という強い薬剤を使用し、歯そのものを漂白するため、もともとの歯の色に関係なく、白くてきれいな歯にすることができます。
セルフは、酸化チタンという化合物に光を当てて着色(色素沈着)を分解するため、自分のきれいな天然の歯に戻すことができます。
なお、歯科医院で行うオフィスホワイトニングもホームホワイトニングを同じような薬剤を使用してホワイトニングを行いますので、歯を真っ白にしたいときはホームホワイトニングかオフィスホワイトニングを行うことをおすすめします。
歯を漂白できないセルフホワイトニングが人気になる3つのメリット
セルフホワイトニングは、ホームホワイトニングと同じように自宅でできますが、歯を漂白する効果がないのに人気が出ているのは、ホームホワイトニングやオフィスホワイトニングにはない、以下の3つのメリットがあるからです。
- マウスピースなどを使わないので、施術中も違和感がない
- 歯や歯茎に負担が少ない薬剤を使用している
- オフィスホワイトニングよりも低価格でできる
ホームホワイトニングなどの場合、マウスピースに薬剤を入れて付けておく必要があり、このマウスピースを付けているときの違和感がなかなか慣れないという人もいらっしゃいますが、セルフホワイトニングは、専用の薬剤を歯に付けた後、専用のLEDの光を当てるだけのため、違和感があまりない状態で施術することができます。
また、歯に塗る薬剤についても、歯を漂白するような強い薬剤を使わず、1回2~30分くらいと短時間で行うことができますので、歯や歯茎にかかる負担が少なくてすみます。
さらに、スマイリー歯科でホワイトニングを行った場合の料金ですが、オフィスホワイトニングは1回10,000円以上の料金がかかるのに対して、セルフホワイトニングは1回2,980円~行うことができますので、お試しでホワイトニングをやってみたいという人も始めやすい金額という点も、セルフホワイトニングの大きなメリットです。
歯医者でなくてもできるセルフホワイトニングは本格的なホワイトニングの入門編
セルフホワイトニングは、歯科医師の免許がいらないため、個人が自宅でできるだけでなく、歯医者がいないエステサロンなどでもメニューに取り入れているところが増えてきています。
もちろん歯科医院以外のところで行われるセルフホワイトニングも着色成分を除去して歯をきれいにする効果はあります。
セルフホワイトニングには、消臭や殺菌の効果もあり、歯のホワイトニングの入門用みたいなものですので、このセルフホワイトニングでホワイトニングに慣れてからホームやオフィスホワイトニングを始める人もいらっしゃいます。
セルフホワイトニングは、使用する薬剤が歯の裏側まで回らないため、歯の外側の表面にのみ効果があり、歯の裏側まではきれいになりませんが、歯の裏側は見えないので表面だけで問題ありません。
また、薬剤に強い成分が含まれていないため、虫歯や歯周病の人でも病気があっても問題なく行う事ができます。
もともと20~30代の女性が行うことが多いセルフホワイトニングですが、最近は男性でも行う人が増えてきています。
セルフホワイトニングは歯磨きをして、しっかりと汚れを取ったあとに行うと、さらに効果的ですので、本格的なホワイトニングを行うか迷われている人は、自宅でセルフホワイトニングを始めてみてはいかがでしょうか。
大阪でご自宅でのセルフホワイトニングについてのご相談はスマイリー歯科へ