こんにちは。「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」の院長を務める吉村 佳博です。
本日はホワイトニングに関してのお話をさせていただきます。
よくお客様からのご質問で、「真っ白な歯になりたいけど、ホワイトニングって痛そう」というご相談をいただきます。
ほとんどの方はホワイトニングをされる際に痛みを感じることはありませんが、数十人に1人の方がホワイトニングが「痛い」と感じることがあります。
今回はそんなホワイトニングの痛みの原因と対処法について、お話できればと思います。
こちらの記事もあわせてお読みください。
・ホワイトニング用薬剤に含まれる「過酸化水素」の作用と安全性
・ホワイトニングで歯が痛いと感じた人へ~薬剤の濃度を歯医者と相談しましょう
ホワイトニングの痛みとその原因
ホワイトニングの基本の施術は歯に薬剤を塗ることですので、施術自体には痛みはありません。
ホワイトニングが痛いと感じる原因は、歯の質と歯茎の状態です。特に歯が弱い方、知覚過敏気味な方は要注意です。
「ホワイトニングが痛い」って、実際はどの程度?
ホワイトニングの痛みの感覚としては、夏場にカキ氷を食べた後に感じる痛みを強くした程度。歯にピーンとしみて、スーッとひくような痛みです。
痛みの感じ方は人によって様々ですが、ほとんどの場合、痛みは一時的なもので、すぐに治まります。
ただ、数百人に1人ほど、歯の質や歯茎の状態から、ホワイトニングできない方もいらっしゃいます。
どうしても痛みが我慢できない方は事前のカウンセリングの際にお申し付けください。
(※事前カウンセリング時に酷い痛みを感じてホワイトニングを中断される方には費用はいただいておりません)
ホワイトニング痛いと感じた時の4つの対処法
次にご説明させていただくのが、ホワイトニングの最中に「痛い」と感じられた場合の4つの対処法についてです。痛いのに無理にホワイトニングを続けることは精神的もよくありません。
少しでも痛みを和らげるために、施術する前に担当医の方に以下の内容を相談してみてください。
①ホワイトニング剤の濃度を薄くする
まず、1つ目の対処法はホワイトニング剤の濃度を薄くすることです。ホワイトニング剤は10%~20%のものがあり、弱い濃度のホワイトニング剤であればしみません。
ホワイトニングの最中に「痛い」と感じられたときは、ホワイトニング剤の濃度を調整することで、痛みを軽減できます。
② ホワイトニングの時間を短くする
2つ目の対処法は、ホワイトニングの時間を短くすることです。ホワイトニングのしみるような痛みはホワイトニングの時間にも比例します。
そのため、「痛み」を感じられた段階で、ホワイトニングの時間を短くする、あるいは中断することで、ホワイトニングの痛みを予防できます。
③ 歯に塗り薬を塗る
3つ目の対処法は、ホワイトニング後に塗り薬を歯に塗ることです。ホワイトニング後に、フッ素や知覚過敏の薬を塗ることで、しみるような痛みを緩和できます。
④ 痛み止めの薬を飲む
4つ目の対処法は、痛み止めを飲むことです。
ホワイトニングの痛みは、強いものでもほとんどの場合は1日で治まります。痛み止めの薬を飲んでいただければ、薬の効果が切れるころには痛みも引いてる可能性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
あまり痛みを感じる人のほうが少ない症状ではありますが、痛みを感じる人の前例はたくさんあります。
もしあなたが、数十人に1人の「ピーンとした痛み」を感じる方であっても、痛みに対する対処法が確立されていますのでご安心ください。
その際はお気軽にご相談いただければと思います。
ホワイトニングのことならスマイリー歯科までお気軽にご相談ください。皆さまのご来院、心よりお待ちしております。