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歯を白くオススメの方法とオススメできない歯のマニキュアについて

投稿日:2022年2月10日 更新日:

こんにちは。「南森町スマイリー歯科」「よしむらファミリー歯科」の院長を務める吉村 佳博です。

明るい笑顔に真っ白の歯、憧れですよね。夏が近づくにつれて、鏡を見るたびに誰もが一度は思います。

今回は世間一般で「簡単に歯を白くする」と言われている5つの方法を取り上げて比較していきたいと思いますので、参考にしてみてください。

「歯を簡単に白くする」と言われている5つの方法

世間で一般的に「歯を簡単に白くする」と言われている方法は、

  1. オフィスホワイトニング
  2. かぶせ
  3. クリーニング
  4. 詰め物
  5. 歯のマニキュア

以上のの5つと言われています。

それでは上記の5つについて、1つずつご紹介していきます。

1)オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で行うホワイトニングです。

ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングがあります。

毎日継続的に薬剤を塗らなければならないホームホワイトニングに比べて、オフィスホワイトニングは1回の通院で効果が期待できる手軽なホワイトニングで、施術時間は1時間ほどとなっています。

ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの詳細な違いについては「ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違い」の記事でご紹介していますので、気になる方はこちらの記事もお読み下さい。

2)かぶせ

かぶせとは、歯に合成樹脂やセラミック材などで、歯の黄ばみや汚れを覆い、歯を白くする方法で、保険適用の合成樹脂と保険適用外のセラミックがあります。

値段の違いもさることながら、両者の最も大きな違いは強度と効果の持続性です。

合成樹脂のかぶせの場合、強度は弱く汚れやすく、セラミックの場合は合成樹脂に比べて強度が強く汚れにくい特徴があります。

お金がかかりますが、セラミック製のかぶせが一番、白さの持続性という点においては優れているでしょう。

しかし、どちらの場合もかぶせは特注となる為、かぶせを作る為に通常は2~3週間かかります(特例として即日でかぶせを作れる歯科医院もごく稀に存在します)。

3)クリーニング

ここでいうクリーニングとは、歯科医院で行う歯の掃除のことを指します。

自分では磨けない歯垢や歯石などを綺麗にしてもらえますので、一定の効果は期待できます。値段も保険適用であれば、1回3000円と比較的リーズナブルです。

しかし、1回のクリーニングでは歯に染み付いた黄ばみまでとるのは難しく、すぐに真っ白な白い歯というわけにはいかないかもしれません。

4)詰め物

詰め物は、歯の汚れているところを削り、そこに合成樹脂を詰めて、歯を白くする方法です。

前歯のピンポイントの汚れが気になる場合などは、この詰め物が一番、簡単に歯を白くできる方法です。値段も2000~3000円からと良心的な価格です。

しかし、歯を「削る」ということが苦痛な方にとってはオススメできる方法ではありません

5)歯のマニキュア

歯のマニキュアはドラッグストアなどで売られている歯に溶剤を塗る商品です。お値段も手軽なので、試したことがある方は多いかもしれません。

昔は歯のマニキュアを患者さんの歯に塗る歯科医院も一部ありました。

しかし、現在の歯医者の立場から言わせていただけば、歯のマニキュアを「歯を白くする方法」と呼ぶことはできません。

何故なら、歯のマニキュアは色むらが激しく、歯科医師であっても綺麗に塗ることができません

また、効果も数時間程度と一時的です。「簡単に歯が白くなる」と謳っている歯のマニキュアは今でも多く売られていますが、効果はごく限定的と考えた方がよさそうです。

簡単に歯を白くする方法は人それぞれ

いかがでしたでしょうか。

以上のように、万人に効果がある「簡単に歯を白くする方法」は存在しておりません。

何故なら歯の汚れや黄ばみは、その人がもともと持つ歯の白さや食生活、喫煙習慣によって異なるからです。

「歯が白くなりたい」と思った方は、どれぐらいのレベルの白さを目指すのか、いつまでに白くするのか、歯の美白のためにかけられる費用はどれぐらいかを考えた上で、最寄りの歯科医院にてご相談ください。

もちろん南森町スマイリー歯科でもご相談を承っておりますので、お気軽のご連絡ください。

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