「ホワイトニングで歯が白くなるまでどのくらいの期間がかかるの?」
「ホワイトニングで白くてきれいな歯になったけど、効果はどのくらい続くの?」
ホワイトニングで白い歯にできることは知っていても、白くなるまでにどのくらいの時間がかかるのか、また効果がどのくらい持続するのかは気になっている人も多いと思います。
歯のホワイトニングと言っても、「オフィスホワイトニング」や「ホームホワイトニング」、「セルフホワイトニング」などの種類がありますが、時間もお金もかけて歯を白くするなら、自分に合ったホワイトニングを選びたいと考えますよね。
そこで今回は、それぞれのホワイトニングにかかる期間と効果が持続する期間、より効果を長持ちさせる方法について書かせていただきます。
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オフィス・ホーム・セルフそれぞれで違うホワイトニングにかかる期間と持続する期間
ホワイトニングには以下の3種類の方法があり、それぞれで歯が白くなるまでにかかる期間や効果が続く期間に違いがあります。
- オフィスホワイトニング
- ホームホワイトニング
- セルフホワイトニング
それぞれの施術にかかる期間と効果が持続する期間をまとめます。
なお、効果が持続する期間については、目安です。
それぞれの生活習慣によって差がありますのでご注意ください。
オフィスホワイトニングは短時間で効果があるホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングで、その一番の特徴は施術にかかる時間の短さです。
何度も歯医者に通うことなく、1回の施術で白くてきれいな歯にすることができます。
- 施術期間:2時間程度
- 効果:1~2ヶ月(施術直後が一番白く、徐々に元に戻ってくる)
ホームホワイトニングは後戻りが少ないホワイトニング
ホームホワイトニングは、自宅で行うホワイトニングで、時間をかけて少しずつ薬剤を浸透させていくため最も効果が長持ちするホワイトニングです。
自分のペースでできるため、白くてきれいな歯を長く持続させたい人に向いています。
- 施術期間:1日2時間程度を2~3週間継続
- 効果:長い人で2年程度
セルフホワイトニングは表面の汚れをとってもともとの歯の色に戻すホワイトニング
セルフホワイトニングは、オフィスやホームホワイトニングと違い、薬剤を使用しません。
そのため、歯が脱色されるわけではなく、表面の汚れをとってきれいにするので、もともとの歯の色によっては白くなるとは限らないので、注意が必要です。
- 施術期間:1回2~30分
- 効果:施術直後が一番白く、徐々に元に戻ってくる
ホワイトニングした後はリタッチで白くてきれいな歯を長持ちさせる
ここまで、それぞれのホワイトニングにかかる期間と効果が持続する期間について説明してきましたが、それぞれのホワイトニングをより長持ちさせるにはどうすれば良いのでしょうか?
ホワイトニングの効果を長持ちさせるために有効な方法として、「リタッチ」があります。
リタッチは、ホワイトニングした歯を定期的にホワイトニングすることです。
ホームホワイトニングの場合、半年に1回くらいリタッチしていくことで、始めに行ったような長い期間をかけなくても歯が白い状態を維持できます。
オフィスホワイトニングを行った歯も、1~2ヶ月に1回くらいホームホワイトニングを行うことで、白い歯を長持ちさせることができます。
普段の食事などで着色や汚れはどうしてもついてしまいます。
歯を白くするためといっても、着色しやすい食べ物やたばこを吸う人はそう簡単に止められないと思いますので、我慢せずに白い歯を維持するならリタッチがおすすめです。
また、オフィスホワイトニングを行う場合、ホームホワイトニングを併用することでより長く歯が白い状態を維持できるようになります。
これは、W(ダブル)ホワイトニングといって、リタッチのように期間を空けてからホワイトニングを行うのではなく、オフィスホワイトニングで歯が白くなった直後からホームホワイトニングを行うことで、オフィスホワイトニングの即効性とホームホワイトニングの持続性の両方の効果を持った白い歯にすることができる方法です。
ホワイトニングを始める前に歯医者にまず相談する
人によって歯の状態が違うため、ホワイトニングにかかる期間や効果が持続する期間には違いがありますが、以下のような人は、歯医者に相談することで、より効果的にホワイトニングを行うことができます。
- 歯の着色や汚れがひどい人
- テトラサイクリンで悩んでいる人
- 虫歯や差し歯をホワイトニングしたい人
まず、歯の着色や汚れがひどいと悩まれている人の場合は、歯をクリーニングしてからホワイトニングすることをオススメしています。
歯のクリーニングを行って、歯の表面に付着した着色や汚れを落としてからホワイトニングを行った方がホワイトニングにかかる期間を短縮できます。
テトラサイクリンの歯で悩まれている人は、服用した抗生剤の影響で歯が黒く変色してしまっている状態ですが、今のホワイトニングの技術でしたら、ある程度は白くなります。
オフィスホワイトニングよりもホームホワイトニングの方が時間をかける分、効果が出る可能性は高いです。
差し歯や虫歯の治療などで神経が死んでいる歯の人は、ホワイトニングでは歯が白くなりにくく、健康な歯も一緒にホワイトニングすると、白くならなかった歯だけ目立ってしまうことがあります。
このような場合は、ホワイトニングを行った後に、周りの歯の色に合わせた差し歯に交換することで目立たなくさせることができます。
最近の差し歯は、真っ白なものだけでなく、ご自身の他の歯の色に合わせて作ることができますので、ホワイトニングを行った場合でも違和感が出にくくなります。
このように、ホワイトニングといっても短期間でできるものから長い期間をかけて行うことで、より効果を長持ちさせるものまでいろいろな方法があります。
どのホワイトニングがいいか迷われている人は、実際に体験してみると良いかと思いますので、まずは歯医者に相談することをおすすめします。
ホワイトニングをして白くてきれいな歯になった後も、毎日の歯磨きをしっかりして、ホワイトニング以外のところからもケアすることが、歯の白さをより長い期間維持するためには大切です。
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